40代で断酒して1年。酒をやめてつらかったのは「飲めないこと」ではなかった

生活・日常

酒をやめること自体は、意外とつらくなかった

酒をやめてから、もう1年以上経ちました。

自分でも少し意外だったことがあります。

それは、酒を飲まないこと自体は、思ったほどつらくなかったということです。

以前は毎晩のように晩酌していました。

仕事が終わったら飲む。
休みの日も飲む。
友達と会えば飲みに行く。

そんな生活が当たり前になっていました。

でも、あの酒の席での後悔があまりにも強烈だったからか、酒をやめること自体にはあまり苦しさを感じませんでした。

「飲みたいのに我慢している」というよりも、

「もう飲みたくない」
「飲んだ時の自分を信用できない」

という感覚の方が強かったです。

今でも、酒を飲みたいとはほとんど思いません。

炭酸水とノンアルビールで十分だった

酒をやめたあと、飲み物に困るのかと思っていました。

でも実際は、炭酸水とノンアルビールで十分でした。

最初は、酒を飲まないと物足りないのかなと思っていました。

でも、自分の場合は、アルコールそのものが欲しかったというより、夜に何かを飲む習慣が強かったのかもしれません。

炭酸水を飲む。
ノンアルビールを飲む。

それだけでも、思ったより満足できました。

もちろん、酒の味や酔う感覚が好きな人もいると思います。

でも、自分はもう酔いたいとは思いません。

むしろ、酔った自分になることが怖いです。

だから今は、酒の席に行くことがあっても、炭酸水やノンアルビールで十分だと思っています。

酒をやめて困ったのは、生活の形が変わったことだった

断酒して一番困ったのは、酒が飲めないことではありませんでした。

本当に困ったのは、酒を中心に回っていた生活の形が変わったことです。

友達と会う時の過ごし方。
毎晩の晩酌がなくなったあとの夜の時間。
疲れた時や不安な時の気分転換の方法。

酒をやめてみて初めて、自分の生活の中に酒がかなり入り込んでいたことに気づきました。

今までの自分は、夜になれば晩酌するのが当たり前でした。

友達と会うなら飲みに行く。
疲れたら酒を飲む。
気分転換にも酒を使う。

そういう形が、いつの間にか普通になっていました。

だから酒をやめた時に、

「酒を飲めないのがつらい」

というより、

「酒を飲まないなら、この時間をどう使えばいいんだろう」

という方に困りました。

酒がなくなったことで、自分の生活の空白が見えた感じがしました。

友達と会う時の過ごし方に戸惑った

最初に困ったのは、友達と会う時です。

今までの自分にとって、友達と会うことは、ほとんど飲みに行くこととセットでした。

久しぶりに会う。
近況を話す。
とりあえず飲みに行く。

それが自然な流れでした。

でも酒をやめると、友達とどう会えばいいのか少し分からなくなりました。

飲みに誘われたらどうするのか。
自分だけ酒を飲まなくても場が変にならないか。
そもそも飲まないなら、何をして会えばいいのか。

最初は少し戸惑いました。

実際、友達と二人で会った時も、自分が飲まないことで、相手の飲み方まで変わったように感じることがありました。

前なら、二人でそれなりに飲んでいたと思います。

でも自分が酒を飲まないと、相手も前みたいには飲まなくなる。

それを見ると、少し申し訳ない気持ちになります。

自分が酒をやめたことで、相手の楽しみ方まで変えてしまっているのではないか。

そう感じることがあります。

でも、今の自分には、前と同じように飲むという選択はできません。

考えてみれば、友達と会う目的は酒そのものではなかったはずです。

話すこと。
近況を聞くこと。
一緒に時間を過ごすこと。

本当はそっちが大事だったはずです。

それでも、長い間「会う=飲む」になっていたので、その形を変えるのには少し時間がかかりました。

今もまだ、完全に慣れたわけではありません。

でも、酒を飲まなくても人と会える形を、少しずつ作っていくしかないと思っています。

夜の時間がそのまま残るようになった

もう一つ大きかったのは、夜の時間です。

毎晩のように晩酌していたので、酒をやめると夜の時間がぽっかり空きました。

今までは、酒を飲めば時間が過ぎていました。

疲れた。
嫌なことがあった。
明日の仕事を考えたくない。

そんな時でも、酒を飲めば一時的には気がまぎれていました。

でも酒をやめると、その時間がそのまま残ります。

何をしていいか分からない。
変に時間が長く感じる。
考えたくないことまで考えてしまう。

酒を飲んでいた時は、仕事の不安や後悔、将来への焦りを一時的に薄めていた部分があったのかもしれません。

でも、酒をやめるとごまかせません。

不安は不安のまま残ります。
後悔も、後悔のまま残ります。

これは正直、きついです。

ただ、今の自分には必要なことなのかもしれません。

酒でごまかしていたら、また同じことを繰り返すかもしれない。

不安や後悔をそのまま見るのはつらいけれど、今はそこから逃げない方がいい気がしています。

空いた時間で、求人を見たりブログを書いたりするようになった

酒をやめて空いた時間を、最初からうまく使えたわけではありません。

何をしていいか分からない日もありました。

ただ、最近はその時間で求人を見たり、お金の計算をしたり、ブログを書いたりすることが増えました。

仕事を辞めたい。
でも生活を壊したくない。
次の働き方を探したい。
自分の気持ちを整理したい。

そういう思いがあるからだと思います。

酒を飲んでいたら、夜はそのまま終わっていたかもしれません。

でも今は、少なくとも自分の現実を見る時間になっています。

もちろん、求人を見ても不安は消えません。

ブログを書いても、すぐに生活が変わるわけではありません。

それでも、何もしないで不安に飲まれるよりは、少しだけ前に進んでいる気がします。

断酒は、酒を我慢するだけの話ではなかった

断酒する前は、酒をやめるというのは、ただ「飲みたいのを我慢すること」だと思っていました。

でも実際にやめてみると、それだけではありませんでした。

酒をやめると、夜の時間が変わります。
人との付き合い方も変わります。
気分転換の方法も変わります。
自分の不安との向き合い方も変わります。

酒をやめるというのは、生活の一部を組み替えることなんだと思いました。

自分の場合、飲みたい気持ちとの戦いよりも、酒がなくなったあとの生活をどう作るかの方が大きかったです。

まとめ

断酒で一番困ったのは、酒が飲めないことではありませんでした。

あの出来事が強烈だったこともあり、自分の場合、酒を飲みたい気持ちはあまり出ませんでした。

今でも酒を飲みたいとは思いません。

炭酸水やノンアルビールで十分です。

でも、酒をやめたことで困ったことはありました。

友達と会う時の過ごし方。
毎晩の晩酌がなくなったあとの夜の時間。
酒でごまかしていた不安や後悔との向き合い方。

酒をやめるというのは、ただ飲まないだけではありませんでした。

自分の場合は、酒をやめたことで、夜の時間、人との付き合い方、不安との向き合い方まで変わりました。

正直、今もまだうまくできているわけではありません。

でも、酒でごまかさずに、自分の現実を見る時間は増えました。

これからも酒を飲まない生活の中で、自分の働き方や生き方を少しずつ見直していきたいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました